お知らせ詳細
福岡県建設組合:令和7年度 労働安全衛生講習会を開催致しました。
2025/06/20
福岡県建設組合にて一人親方労災ご加入の組合員の皆さま
平素は組合運営にご理解・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
福岡県建設組合では、令和7年6月14日(土)に福岡国際会議場にて一人親方労災加入者を対象に労働安全衛生講習会および健康診断を開催致しました。今回は『脚立作業の労働災害防止とリスクアセスメント』をテーマに、(元)労働基準協会専務理事(現)労働安全衛生コンサルタントの”田口 幸二氏”を講師にお招きして講話をお願い致しました。
先ず、脚立作業を行う際【“このくらいなら”“ちょっとなら”大丈夫だろう】で危険を軽視してしまい、作業を行ってしまうことの危険性を、実際に発生してしまった労働災害を織り交ぜてお話いただきました。墜落・転落災害の中で、脚立(はしご等)は現在厚生労働省が公表しているデータの中で最も多い事例ということもあり、皆さま熱心に聞いておられました。
また、現場での潜在的な危険性(リスクアセスメント)の作業手順書を作成することでリスクを低減させることができる為、労働災害防止に有効とのお話もありました。2027年末には蛍光ランプが製造禁止になることが決まり、LEDへの交換作業増加に伴い、脚立(はしご等)での作業も増えることになると思うとお話しがあったので【脚立作業の作業手順方式によるリスクアセスメントの実施】は非常に役立つと感じました。
終了後のアンケートには「勉強になった」や「今後役に立つ」というお声をいただきました。参加者のみなさまの“安全”に少しでもお役に立てていましたら幸いです。
安全衛生講習会当日はお足元の悪い中、朝早くからお集まりいただき、誠にありがとうございました。今後も一人親方労災保険に加入しておられる方を対象に労働安全衛生講習会を実施していきますのでご参加をお待ちしております。
(福岡県建設組合 職員一同)