お知らせ詳細
宮崎県建設組合:労働安全衛生講習会を開催しました。
2025/07/25
宮崎県建設組合 組合員の皆さま
平素は組合事業にご理解ご協力をいただき誠にありがとうございます。
宮崎県建設組合では、令和7年6月21日(土)に一人親方労災保険にご加入いただいております皆さまを対象に宮崎県健康づくり協会にて労働安全衛生講習会及び健康診断を開催致しました。梅雨時期の貴重な晴れ間ではございましたが、皆さまにご参加いただき「健康で安全に働くための身体づくり」と題して、理学療法士の常磐直孝氏より講話をしていただきました。
ポイントとして、①身体に負荷を掛けない労働環境の整備、②作業の特徴的動作(作業動作特性)を知ることが挙げられました。
①は、現場の整理整頓や手すりの設置、現場の滑りやすい場所など危険な場所を把握しておくことで労働環境の整備をすること。
②の作業動作特性は職種により異なります。仮設足場や脚立に足を掛けてバランスをとりながら作業をする場合や、常に見上げた状態による作業、匍匐前進のような姿勢を保たなければ作業ができない場合など建設業の作業動作特性は多岐にわたります。
ご自身の職種による作業動作特性を知り、その動作特性に応じた適切な準備をおこなうことが重要であるとご説明いただきました。
講話の合間合間に部位に特化したエクササイズやストレッチ、現場でできる準備運動を実演していただきました。着座のままできるものも多く、受講者の皆さまも実際に体を動かし可動域などの確認をされておりました。
最後に、身体的な準備や長期定期なビジョンに基づいた企業理念をもつことで生産性が向上する。生産性のあるパフォーマンスをおこなうために健康で安全に働くことへの意識が強くなる。そして日頃から作業動作特性に応じた身体づくり(準備)をおこなうことで健康で安全に働き続けることができる。
これら全てが関連しており重要ですとのお話で講話を終えられました。
今後も、組合員の皆さまにとって有意義な組合行事を行って参りますので、皆さまのご参加を職員一同心よりお待ちしております。