建設組合全国建設組合連合
運営協議会

茨城県建設組合　組合員の皆様

茨城県建設組合では、令和7年8月9日（土）に『ふれあいの里　石岡　ひまわりの館』にて、一人親方労災保険に加入されている組合員の方などを対象に、労働安全衛生講習会の開催と、講習会後に健康診断を受診していただきました。コロナ禍の影響もあり、 “5年ぶりの開催” となりましたが、たくさんの方にご参加いただきました。

労働安全コンサルタントの方にお越しいただき、『安全衛生に関する最近の話題』をテーマに、昨今の労働災害に着目し、改正となった労働安全衛生法や熱中症対策等について詳しくお話いただきました。
労働災害による死亡者数は年々減少しているものの、業種別に見ていくと、建設業従事者の死亡者が多いのが現状です。事故の型別だと、高所からの転落や墜落が全体の25％以上にもなり、これにより、足場からの墜落防止の改定や、高所からの落下防止のための措置の強化など、建設の仕事に直結する内容となり、自分事として、身近に感じていただけたかと思います。また、職場の熱中症対策も義務化になった事で、ご自身やご家族が熱中症になってしまった場合の初動対応を学んでいただけた事で、重傷化する前に対処し、命を守る一助となれば幸いです。

講習会の後には、みなさまに健康診断を受診していただきました。受診後には、『毎年、健康診断を受診する事は大切と感じた』とおっしゃっている方もおり、健康診断の重要さを再確認できたと思います。遠方の方もご近所の方も、朝早くからご参加いただき、ありがとうございました。組合では、一人親方労災に加入されている皆さまを対象に、労働安全衛生講習会を開催しております。

次回開催の際にも、ご案内させていただきますので、みなさまのご参加をお待ちしております。