建設組合全国建設組合連合
運営協議会

石川県建設組合では令和7年12月6日(土)、(一財)石川県予防医学協会にて労働安全衛生講習会を開催しました。

当講習会は一人親方の安全衛生の向上と労働災害の防止を目的として実施しており、今回は講師に(一社)労働安全研修センター労働安全コンサルタントの小林隆夫氏をお招きし、『近年の労働安全関係法令の改正および一人親方の「一人KY」』について講演いただきました。

法令改正では「危険有害な作業を行う事業者の措置(2023年4月施行)」、「事業者が行う退避や立入禁止等の措置(2025年4月施行)」について、いずれも従来まで労働者に適用されていた内容が一人親方等にも対象範囲が拡大されたことが紹介されたほか、労働災害を未然に防ぐための方法として一人親方が実施すべき「一人KY」について、慣れや油断等の人間の特性を理解した上でKYを習慣化するポイントが紹介されました。

最後には具体的な作業事例をもとにした「KY活動」をビデオ鑑賞し講演会は終了しました。その後健康診断が実施され、参加者全員の受診を確認後、当講習会の行程は全て終了となりました。ご参加された方におかれましてはありがとうございました。

建設組合では引き続き法改正や皆様のニーズに沿った各種講習会を開催してまいりますので、実施の際はご参加をお待ちしております。