広島県建設組合にご加入の皆さまへ

平成25年6月22日（土）広島県建設組合では、建災防広島県支部広島分会の協力の下
振動工具取扱作業従事者安全衛生教育（チェーンソーを除く）を開催しました。

建設業の現場では色々な種類の振動工具が使用されていますが、振動工具を長時間
使用すると白ろう病（レイノー症候群）と呼ばれる振動障害を起こす危険性があり、この
ような障害を未然に防ぐために厚労省により予防対策が推進されています。
振動工具取扱作業従事者安全衛生教育（チェーンソーを除く）については厚労省の指針
に基づく、特別教育に準ずる教育となっており、現場で振動工具を使用される皆さまは
もちろんのこと、事業場の安全衛生管理者の方にも受講が勧められています。

当日は『振動工具に関する知識』　『振動障害及びその予防に関する知識』　『関係法令』
の科目の順に講習が行われ、特に『日振動ばく露量A（8）』の算出におけるノモグラム
による算定の際には受講者同士が確認し合う光景が見られ、講習の重要性を再認識
いたしました。

広島県建設組合では、今後も建災防の指定教習機関に協力を仰ぎ、建設業の現場作業
において必要となり、業務の幅を広げることに繋がるような、また建設業等の労災事故
減少の一助となる様な、講習等の開催を検討して参りますので、ご理解とご協力の程
よろしくお願い致します。

（広島県建設組合　職員一同）