大阪府建設組合　組合員の皆様へ

平素は組合事業にご理解ご協力の程を賜り誠にありがとうございます。
この度大阪府建設組合では、平成27年5月17日(日)に大阪科学技術センターにて、業務災害を
未然に防ぎ、より安全に業務に従事して頂くとともに、健康管理への意識を高めて頂くことを目的
として、労働安全衛生法に則った講習・健康診断を行いました。

当日は総勢４５名の方が参加され、「一人親方の心の健康」についての講習を社会保険労務士の
荒木先生より行って頂きました。講習ではまず初めにウォーミングアップとして頭を柔らかくする
体操を行いました。内容は参加者の方に２人１組になってもらいジャンケンをするのですが、普通の
ジャンケンとの違いがあり、一方の人が先に手を出した後にもう一方の人が先に出された手に対して
わざと負けるというものでした。

出された手に対して勝つ手を出すのは比較的容易かと思われますが、負ける手をわざと出すという
事は普段行わない動作のため参加者の方々も苦労されていた様子でした。その体操のお陰で
参加者の方々の頭も緊張もほぐれたのか、講習に入ってからは内容のメモを取るなどして真剣に
聞いておられる姿が印象的でした。

また、メンタルヘルスケアについては、心の病気がどのような影響を及ぼすかという事や、ストレス
への対処方法としてどのような事が有効かといった内容を荒木先生より伝えて頂きましたが、近頃
心の病気がメディアでも取り上げられる機会が増えているからか、参加者の方々も非常に興味を
持って聞いておられるようでした。

最後に、簡単にセルフチェックができるメンタルヘルスに関する厚生労働省のホームページ
「こころの耳」を実際に見ながらご紹介頂き、組合員の皆様にとっても大変有意義な講習会になった
かと思います。

今後も、一人親方労災保険にご加入されている方への労働安全衛生に関する講習を行って参ります
ので、是非ご参加頂きますよう宜しくお願い致します。 

（大阪府建設組合　職員一同）