宮崎県建設組合　組合員の皆さま

平素は組合事業にご理解ご協力をいただき誠にありがとうございます。
宮崎県建設組合では、平成29年6月3日（土）に一人親方労災保険にご加入頂いております
皆さまを対象に宮崎県健康づくり協会にて労働安全衛生講習会及び健康診断を開催致しました。

本日の講話は昨年同様、労働安全コンサルタント濱谷氏に依頼。
講話内容、｢低位からの墜落・転落防止｣について県内で発生した事故の事例を元にスタートしました。

低層住宅の建設現場にて、集中的に監査指導を実施した結果、6割以上の現場で法違反が確認された
との事でした。特に多かったのは、足場・はしご等の墜落・転落防止措置等の未整備であり、踏み外し
階段3段目からの事故が多いとのこと。
大丈夫という安心から気が緩む為にケガをしてしまう。足場を設置しても、強度・積載荷重を確認して
いないなどのミスが見受けられる事もあり、慣れ・近道・無知・悪習慣・未熟練・不注意と人間の行動
特性の代表的なもので災害発生に繋がる。

現場では3つのC、指揮（command）・統制（control）・意思疎通（communication）と正確な情報が大切で
あるとの事でした。まずは、段取り（準備作業）の際にしっかり想定（リスクに対する危険予知）と施工時に
想定外の事態が生じたら、立ち止まり確認する（止める・辞める勇気）が未然に防ぐ事であると、組合員の
皆さまが安全で事故のない毎日を過ごせるように意識的に3つのCを心がけて下さいと講話を締めくくられ
ました。

今後も、組合員の皆さまにとって有意義な組合行事を行って参りますので、皆さまのご参加を職員一同
心よりお待ちしております。

（宮崎県建設組合　職員一同）