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山梨県建設組合では令和１年7月27日(土)に小学生を対象とした休日体験教室「こども農体験」を山梨県北杜市の”ぴたらファーム”にて行いました。前日から台風が近づいてきている予報で開催が危ぶまれました。しかし当日は雨が止んでいる時間も多くあり無事開催することが出来ました。早朝にも関わらず13名の子ども達に集まっていただきました。

午前中は流しそうめんの台作りです。竹藪へ行き、のこぎりやナタを使い竹を刈りみんなで協力し合いながら一から流しそうめん台を作成しました。太くて堅い竹を切ったり割ったりするのは力がいる作業で、苦戦する場面もありましたがファームの方のサポートもあり、なんと、10メートルを超える流しそうめん台が出来上がりました。
作り終えた頃にはちょうどお昼の時間になり、いざ流しそうめんのスタート。自分たちで作った竹の台から流れてくるそうめんに子ども達は大興奮でした。ぴたらファームの方が「今朝採れた野菜だよ」と自家栽培されている野菜を使った手料理も振る舞ってくださり、普段あまり野菜は食べないと言っていた子も「おいしいおいしい」とほおばっていました。
午後からは畑での農作業の予定でしたが雨の為断念し、残りの時間ですいか割りを行いました。目隠しをし順番に割りますが、棒が当たっても大きなスイカはなかなか割れず、終始盛り上がりました。

今回訪問したぴたらファームですが、築100年を超える古民家で数人の住人がシェアハウスしています。
山や田畑で囲まれている大自然の場所で、自給自足の生活をしていらっしゃり、必要なものは自分たちで作り出す生活をしていて、中には外国から来た方も生活していることに驚きました。自然の巡りや循環、衣住食について改めて考えさせていただくことができました。普段だとなかなか触れることが出来ない大自然の中で夏ならではの貴重な体験をすることがででき、短い時間ではありましたが、子ども達にとって良い経験になったかと思います。

今後も組合では組合員さんやご家族の方に喜んで頂ける魅力的な企画を考えていこうと思いますので、皆さまのご参加をお待ちしております。